豆腐ビジネスの総合コンサルタント ミナミ産業株式会社

通常のお豆腐製造とは異なり、長年の機械メーカーのノウハウを活かした特殊な原料の微粉化技術と豆腐加工技術を融合させて出来た、画期的なお豆腐・豆乳です。大豆を微粒子にすることにより、絞り工程を省けるため、従来オカラとして廃棄されていた栄養部分がまるごと入った、まさにLOHASな商品です。

※LOHASとは
　“Lifestyles Of Health and Sustainability”の略で健康と環境を志向するライフスタイルです。 アメリカ消費者市場の成人人口の約32％（6,800万人）、ヨーロッパ諸国でも約35％（9,000万人）を占めるといわれ、近年欧米市場で非常に注目を浴びています。

大豆まるごとのパイオニア

　大豆まるごと豆腐開発のきっかけは、1990年頃にさかのぼります。(株)味の素の中央研究所所長として活躍された、 奥村信二農学博士との出会いがきっかけです。
「将来、おからの問題はもっと深刻化するから、おからの出ない豆腐作りの研究をしなさい」と奥村氏からアドバイスをいただき、研究を開始しました。
　弊社は豆腐機器メーカーですが、当時は専属の研究員も十分な実験機器も揃える余裕もなく、その後も研究を続けましたが、機械屋だけの研究では限界がありました。
その後、ベンチャーの豆腐屋さんと共同で研究することを決めました。機械屋と豆腐屋という補完的な立場で進めると研究スピードが一気に進みました。改良を重ね試食会、実演販売等を開催して徹底的にお客様の声を聞きました。お客さんの声を聞くことで「豆腐もどき」の製法から「大豆まるごとらしさ」を求めた製法へ、発想の転換をすることができました。
　 それをきっかけに、む客さまの評判が口コミで広がっていきました。研究を初めて
十数年、今では全国に数十件の新しい豆腐屋さんが誕生し、海外での開業希望者も出てきており、大豆まるごと豆腐の認識も徐々に広がっています。最近では大学等研究機関も、イソフラボンや食物繊維を多く含む大豆まるごと豆腐の健康有効性に注目していただき、いろいろな研究が進んでいます。また、大豆まるごと豆腐の原料であるLOHASoyパウダーは、飲料やプリン、デザート、ヨーグルト、パン、麺類等の他にも練り製品等の原料として徐々に広がりはじめています。
これからも「大豆まるごと」のパイオニアとして、「しぜんにいいこと、からだにいいこと」をキャッチフレーズに技術革新を進めていきたいと考えています。

大豆まるごと豆乳	大豆まるごと豆腐	プリン	萬来鍋セット	LOHASoyパウダー

ダイエットや若さの願望・高齢化による健康願望を満足させる「大豆の働き」。

女性の若さを保つ働き

女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンは、更年期障害の緩和、骨粗鬆症・乳ガンなどの予防に。

シェイプアップ・筋肉づくり

8種類の必須アミノ酸を含んでいる大豆は効率よく筋肉が作れ、疲労回復、体脂肪の代謝促進などシェイプアップに。

血液をサラサラにする働き

リノール酸・レシチン・サポニン・グリシニンの働きで、悪玉コレステロール・中性脂肪を抑えて、脳梗塞、心筋梗塞、動脈硬化の防止に。

老化防止

サポニンが脂肪の酸化を抑え、レシチンが脳の老化防止に効率的。また、カルシウム・マグネシウムで丈夫な骨を。

大豆はガンを予防する食品のトップに位置づけされています。

原料よりも多い「おから」が排出されます。

しかも、95%が産業廃棄物として
　処理されています。

従来製法との比較

省資源･環境保全･省力簡易作業を実現した画期的な製法です。

　大豆まるごと豆腐が画期的だ、と言われる理由のひとつは製造工程の圧倒的な簡略化にあります。従来型の豆腐の製造にかかる時間を比較していただければ一目瞭然! 　しかも、独自のノウハウをきちんと守っていただければ、どなたでもおいしい豆腐を作ることが可能になります。
　もうひとつの大きな特徴は、受注生産も可能になったという点です。従来ですと大豆の前加工に時間がかかり1日の生産量はあらかじめ決まってしまっていました。しかし、このシステムでは豆乳の工程から製品までが圧倒的に短く、1日に何回転もきくということです。ですから常に消費者には、できたての新鮮な豆腐を提供できるという最大のメリットを有しています。

21世紀の新しい食品加工技術

　大豆まるごと豆腐を市場に出して五年が経過し、商品の特徴(高栄養価と健康性、大豆の味が濃い美味しさ等々)と製法の特徴(省資源性・環境保全性・簡易作業性等々)が評価され、全国でこの豆腐を事業化したいという要望が高まってまいりました。
　五年間に70万丁を超える大豆まるごと豆腐の製造、販売の実績を蓄積したノウハウと、40年に亘る豆腐製造設備の技術をドッキングし、より使いやすく、よりコンパクトに、より廉価に…を目指して『ファミリーシステム』を完成いたしました。
　製造中心の20世紀から環境との共存を勘案する21世紀に、環境配慮型の新技術は市場の命題となっております。このような視点からも「大豆まるごと豆腐」の『ファミリーシステム』は、新しい可能性を秘めた食品加工のぺ一ジを今まさに開こうとしております。

設備が入ったその日から、即！おいしい豆腐がつくれます

　作業スペースに合わせて選べるタイプ　

　製造スペースに合わせて選べるタイプ　

　作業スペースや作業効率を考えた設計　

※設計・見積ご相談をおけします。
※起業に関するアドバイスをいたします。
※どんなことでもご相談ください。

豆腐づくりをサポートする豊富なオプション

項目別比較表

比較項目	従来製造方法	大豆まるごと製造方法
kg当たりの製造量	約8丁/kg	約16丁/kg
オカラの発生量	使用生大豆の1.5倍	極微量
産廃処理費用	10円〜5円/kg	0円
労働時間	前夜から仕込み必要	フレックス
納期対応	見込み生産で対応	随時対応可
熟練度	専門技術が必要	短期習得可能
水の使用量	大量に使用	従来の1/10程度
豆腐の食味	水っぽく味がない	大豆本来の旨味とコク
豆腐の栄養価	オカラを除く成分	大豆成分まるごと

機能性と徹底した省力化を実現！

地産地消がキーワード

新たな販路開拓

○ホテル、旅館、飲食店

○ギフト（お中元・お歳暮等）

○個人向け

少量多品種向け自社粉砕工場完成予定

アメリカ展示会の様子

導入実績

個人の創業・・・・・19件
企業の新事業・・・・ 5社
農業団体の創業・・・ 8社
行政の新事業・・・・ 3社
授産施設の新事業・・ 4件
（2006年9月現在）

オカラ無排出豆腐」摂取における健康への有効性について

調査実施期間

神戸学院大学　栄養学部　公衆栄養学研究所室　野口　孝則博士

調査協力機関

京都大学　医学部　名誉教授　家森　幸雄博士（WHO循環器疾患予防共同研究センター長）

対象商品

大豆まるごと豆乳　大豆まるごと豆腐　LOHASoyパウダー

目的

　

これまでに多くの研究報告から大豆製品の健康への有用性が報告され、特に生活習慣病や骨粗鬆症予防に対する報告に関して枚挙にいとまがない。大豆製品の中でも豆腐は伝統食品として特に多くの人々に好まれ、日本の大豆製品消費で最も多い食材になっている。しかしその一方大豆加工食品としての豆腐は、オカラを絞る工程を経ることから、多くの大豆成分ならびに食物繊維等がオカラと共に排出され、本来大豆が持つ栄養価値を多く損なうという難点を抱えている。近年、従来の豆腐製法とは異なり、オカラを全く排出しない豆腐が製造・販売され、これは本来大豆の持つ有効成分を極力失うことなく且つ、容易に大豆摂取の利用増が可能になる。そこで本研究では、ボランティア女子大生を対象に「オカラ無輩出豆腐」を、摂取してもらい、摂取期間前・後の各種身体計測値ならびに24h尿中Na、K排出量への影響について比較検討を行った。

方法

　インフォームドコンセントが得られた女子学生30名（年齢20.3±0.8歳）を対象とし、「オカラ無排出豆腐」介入試験期間は4週間、期間中は毎日140g（豆腐半丁）の条件で自由に摂取してもらった。調査項目は体重、体脂肪、血圧、筋肉量、骨密度等、各種身体計測ならびに、24hr尿中Na、K排泄量とし、介入試験前・後の変化について比較を行った。

結果・考査

　「オカラ無排出豆腐」の介入試験開始から4週間後における身体計測値の変化として、BMI、体脂肪量が有意に減少し、骨密度に関しても有意な増加を示した。また、24hr尿から換算した被験者Na/K摂取比率は介入試験後に有意な改善を確認することができた。これら結果から、大豆成分及び食物繊維をそのまま閉じ込めた形の「オカラ無排出豆腐」は、継続摂取4週間後において各種身体計測値の改善並びに、食習慣改善つながることが十分に示唆された。