伊勢茶等輸出協議会


伊勢茶等輸出協議会では、伊勢茶の普及に努めています。

三重丸(さんじゅうまる)GOプロジェクト

新型コロナウイルス感染症問題の影響を受け、飲食業界、旅館・ホテル業界が大きな打撃を受けている中で、伊勢茶生産者もまた、その経済活動に影響を受けています。

新型コロナウイルス感染症の不安を乗り越えようと、地元三重県の飲食サービス業界とタッグと組んで、「三重丸(さんじゅうまる)GOプロジェクト」を立ち上げました。

三重丸GOプロジェクト

三重県産の美味しい食材を、伊勢茶とともに楽しんでいただけるキャンペーンとなっております。
是非、この機会に、三重県産の食材と、三重の伊勢茶をご賞味ください。

■三重丸GOプロジェクトの内容

ご協力いただく飲食店、旅館、ホテル等で、三重県産の食材を使った指定メニューをオーダーいただき、SNSでハッシュタグ「#三重丸GO」をつけて写真や動画を投稿してください。


投稿していただいた方には、もれなく伊勢茶製品をプレゼント!

伊勢茶製品をプレゼント

対象店、対象メニューについては、随時こちらのページにアップします。

  • 伊勢茶生産者もウレシイ! 
  • お店やホテル、旅館もウレシイ! 
  • お客さんもウレシイ! 
    三方ウレシイの三重丸!

■プレゼント対象になるSNS

・Instagram
#三重丸GO で写真、動画を投稿してください。

■三重丸GOプロジェクト対象店舗

■プロジェクト参加店一覧

店舗名住所ホームページ
町家とうふ萬来三重県伊勢市河崎2丁目14-12https://machiya-tofu.com/
海喰 厨(くりや)四日市市羽津町16-21
vegecube cafe四日市市ときわ1-3-7食べログページ

下記ポスターが目印です。

三重丸Goプロジェクトポスター
クリックで拡大表示

■プロジェクト参加店マップ


伊勢茶のご案内

伊勢茶の起源

栄西禅師が建久2年(1191)宗の国より持ち帰った茶の種子を明恵上人が貰い受け京都は栂尾の高山寺境内に茶園を作り(1208)その苗を各地に分植した時に伊賀八鳥・伊勢川上に分植したのが起源とされる説が有力とされています。

銘茶である伊勢茶

室町時代(南北朝)の銘茶の産地として伊賀八鳥・伊勢河居が掲げられている。(1336~1392)伊賀八鳥は服部川の流域、阿波・山田・府中・長田の地域を総称したと考えられ、また、伊勢河居は地名から一志郡川合村(現 津市一志町川合)とされる説がある。 室町時代の文明、文禄年間に伊勢国の寺院から朝廷(天皇)へ盛んに伊勢茶が献上されていた。 (圓光寺六百年史)また、京都御所の「お湯殿の上の日記」にも同じく伊勢国の寺院より朝廷に盛んに伊勢茶が献上されていた記述があります。当時の茶は寺院や貴族社会の特権品であり一般庶民のものでは無かった。 明治12年(1879)には北勢地方の石榑村の玉露を明治天皇にお買い上げを賜った事もある。 令和元年(平成31年)に天皇陛下・皇后様方が伊勢神宮へ退位の報告にお越し頂いた時もやはり伊勢茶をお召し上がられました。

伊勢茶の広がり

平安の終わり頃から朝廷の衰弱が見られる様になると、神宮の祭祀も十分に行えなくなりました。 そこで、神宮を守るべく奮起したのが権禰宜(ごんねぎ)と言う神主、御師と後に呼ばれるこの人々は新興の武士層に狙いを定め、利益祈願を代行するので、田畑を寄進して下さいと言う運動をおこした。伊勢神宮の御師達は、伊勢神宮の大麻を持って全国を回り、寄進を請う人々に土産として持参したのが伊勢茶・帯・下緒などであり、初穂料の高さに応じてそれぞれ配られた。 江戸時代には松坂商人らの活躍で、伊勢木綿を中心に伊勢茶等の産物を江戸を中心に広めていった。

産業としての伊勢茶

嘉永2年(1849)水沢村常願寺住職 中川教宏、宇治より茶種を取り寄せ茶園を開き、村民に製茶の有利を説き、茶作りを勧めた。幕末から明治期にかけては、対外輸出が盛んになりそれと共に茶園の面積も拡大していった。明治に入ってからは三重県の製茶法は早くより案出され、他の模範となり全国的に指導者の地位を獲得していた。 その後、藁や薦を茶園に覆う覆い下茶が水沢中心の北勢地域の主流の茶生産になり、現在北勢地域の主産品である「かぶせ茶」の始まりである。 南勢地域では1963年には深蒸し製法が全国に先駆けて確立されて、東京中心に販売された。

伊勢茶の今

栽培面積は3180ha(46,200ha中7%)全国3位・荒茶生産量7,100t(85,000中8.4%)全国3位。生葉荒茶算出額70億(1,020億中6.7%)京都に次ぎ全国4位 おおい下茶1,390t(5,840t中24%)全国首位・その他683t(1,460t中47%)全国首位。の生産を誇っています。

覆い茶、かぶせ茶の特徴

クレモナ等で遮光をして生育されます。覆いされる期間は1週間から20日前後まで日光を遮断します。根から吸い上げられた栄養素のアミノ酸(テアニン)が光合成の影響を受けない為、タンニンやカテキンに変化せず、旨味成分のまま葉まで到達します。また、光合成を増進させる為に葉緑素が増加する為、緑の非常に鮮やかで濃い葉に育てられます。他の作用として表皮が薄くなり、柔らかな葉になります。これに因ってかぶせ茶は、甘みが多く。濃緑の葉で鮮やかな緑色の水色をしているのが大きな特徴です。

メモ:おおい茶生産量=全国5,840t 三重県1,390t 比率23.8%

他の特徴

その他の茶の部類の生産量でも三重県は全国で首位になっているお茶があります。 三重県では北勢地域尾を中心に工業用抹茶の原料も盛んに生産されております。この茶は焼菓子やアイスクリーム・最近では飲料の原料にまで幅広く応用・採用されてります。

メモ:生産量=全国1,460t 三重県 683t 比率46.8%

伊勢茶等輸出協議会名簿

ミナミ産業(株)三重県四日市市東新町3-18
㈱まるゑい三重県四日市市水沢町1085
お伊勢参り本舗㈱三重県四日市市水沢町1085
㈱FTT三重県鈴鹿市神戸9-27-7-707